残りわずかになりましたので、サープラスでご用意いたしました。
ホントに履きやすいって好評です。スリムジーンズとよく似たシルエットなので、
サイズ選びは同じでOKです。W30とW31 サイズの合う方はグッドチャンスです。


アンジーとケントの物語の始まりに登場するピケパンツとピケジャン。物語の中ではジーンズ工場で働いている母親がケントにプレゼントします。変わりゆく時代に少年から青年に変わるケントと一足先に垢抜けたアンジー、青春をイメージしてピケパンツ登場です。

60年代のピケジャケットとピケパンツに魅了されて物語まで作ってしまったのですが、まさにそんな時代にあったと思うお話になりました。当時が懐かしいなんて方は是非チャレンジしてください。そしてリアルタイムではない僕たちの世代にも新鮮でいい色味で揃えましたので手に取っていただけると嬉しいです。

さて、じっくりご紹介です。
きっかけはとある古着屋さんで911のアイボリーとモスグリーンが一緒に売りに出ていました。同じサイズでダメージも似た感じきっと同じ人がローテーションで履いていたんだろうなと思います。正直BADコンディションでしたが、それも味わい深いものがありました。
さて、60年代の911はデニムでいうとBIG Eの初期のころでしょうか？この年代はいろんな仕様があってまあ、ややこしいのですが簡単に言うと66のつくり方よりはXXに近くて、かつカクシリベットが無いという感じです。
66と対比してお伝えします。66よりは股上が少し深いです(特にバックライズに特徴あり）ウエストの縫製はシングルステッチで、帯先Vです。
そして、ここからがピケパンツの面白いところで、当時ワーキング用だったジーンズを学生に履いてもらおうというコンセプトで開発されました。なので唐突ですが、細くすることを思いつきます。ワタリから裾にかけてスリムシルエットに仕上げます。
正直ヴィンテージのジーパンは太いってイメージがありましたが、やっぱり太いやんって思ってた人もいたということですね。ワタリから上は所謂ジーンズで裾に向かっては思い切ってテーパードしてます。なので当時の裾幅のまま仕上げました。

ピケ自体は60〜70年代と続いていくのですが、70年に入るとピケジャンはコットンとポリエステルの混紡となります。60年代の911Eはコットン100％で、比べて目が詰まっていてドライタッチです。このタッチを再現したくてドライでコシのあるピケを探しました。また、製品染めを採用してさらにドライ感を足しました。

色目はアイボリーホワイトとモスグリーン、サックスブルーです。デニムには無い爽やかなカラーが特徴です。そして、ちょっと履きこんだらいいヤレ感が出るだろうなって仕上がりになっています。
裾幅は細いのでスニーカーやローファーと組み合わせてみてください。ワンサイズアップしてもすっきり見えますよ。また、職場でジーンズOKの方にもお試しいただきたいです。洗っても縮みませんのでサイズチャートをご確認ください。
(ノーコンプライジーンスのスリムNC66E-SとコーデュロイNC505NAと近いサイズ感とシルエットです）

気になる物語はこちら

NC911E　
Pique Pants （Garment dyed)
W28/W29/W30/W31/W32/W33/W34/W36/W38
All Length 30
Ivory White / Moss Green / Sax Blue
15,400Yen (TAX Incl)