XX DEVELOPMENT

SURE'S BE NATURE MACKINAW WOOL CRUISER JACKET
88,000円(税8,000円)
COLOR / SIZE / STOCK
オプション
 SMLXL
RED/BLACK
Drs BROWN
88,000円(税8,000円)
在庫なし
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SURE'S BE NATURE MACKINAW WOOL CRUISER JACKET
88,000円(税8,000円)
シュアーのマッキノ―再生産のお知らせ(レッド/ブラック チェック)

今年の春に、ヒツジから作った傑作マッキノ―は一旦生産を終えています。想った分だけ時間がかかって、全部作りきれませんでした。富田さんが織ってくれたこの生地は、もう生産することが出来ないけど、まだ少しある生地は大切に使って、みんなにお届けしたいと思います。

ご予約開始 10月13日
お届け予定 11月〜12月頃

*店頭にはサイズサンプルをご用意しています。遠方のお客様はお気軽にDMからお問い合わせください。
*特別な1着ですから、みんなにマイサイズでお届けしたいです。僕たちの予想よりもご予約の方が確実なのでご協力いただけましたら幸いです。季節の移り変わりを感じながら、マイヒツジを待っていただけたらと思います。


シュアーのマッキノ―新色のお知らせ(ドクターズブラウン 無地)

ご予約開始 10月13日
お届け予定 11月〜12月頃

新色として、ドクターズブラウンをご用意しました。え?ブラウン? いいえ、ほぼブラックです。詳しくは以下ご確認ください。(長くてごめんね)


新種のヒツジ

今年は新種のヒツジを仕入れました。シロップシャーって言うの。新種といってもずいぶんと前からもちろん存在しています。今ね、世界のウールのメイン産地はオーストラリア。元々はイギリスからヒツジ産業が伝わって発展したの。ヒツジルーツをたどるとオーストラリア→イギリス→シロップシャーとなる訳です。

そもそも、ヒツジは種類によって毛質が違います。シロップシャーは感触はソフトなんだけど、弾力に富んでいて、しっかり重さがあるのが特徴。(←マッキノ―にはウエイト感重要)これをオージーのヒツジと50:50でブレンドします。(1頭からおよそ2kgとれるとして、ショップシャー125頭、オージー125頭、合計250頭のビッグオーダーです。笑)紡績、染色、織り、縮絨したら、これは、シロップシャーだ!なんて分かんない。だけど、内緒にする話でもないでしょ。ヒツジに恋しちゃった、、、の先にはルーツに触れてみたくなるのでした。というお話。ほんの少しでいいから感じ取ってくれたら嬉しいです。

ドクターブレンド(ニューカラー)

ヒツジが宙吊り!150キロを1回で染める。映像はインパクト絶大でしたね。笑
これは、生地を織る前、毛糸の状態で染める所謂 “先染め” という工程です。
「少しくすんだ黒で」ってリクエストを出しました。(マッキノ―のブラックはピカピカじゃなくていいと思ったの)今回は撮影にお伺い出来たので、長年思っていたことを聞いてみました。「どうやって狙いのカラーに近づけるのか?」って聞いたら「オッケーくれるまでやるの」ってお返事。そりゃそうなんだけど、、、この先はディープな話になります。笑

どうやら、最新システムは計測器があって、赤、黄、緑、3原色の配合比率が出るんだそう。だけど、計測器は使わないんだって。

「そもそも、原料が毎回違ってデータで近いところまで行くけどその先まではいけない。
なんとなく、黒とか、なんとなく、緑になるだけ。その先はこの色味をこれくらいって感覚が大事。染めるだけなら誰でも出来る。お客さんの要望に応えるには“その先”の調整こそが私の仕事です。」

なんてカッコいいんだ。笑
何をどれ位足せばこうなるってもう、、、博士じゃん。

それで、ウール産地の特徴があって鼠、紺、茶、黒の染料はブレンド済みで置いてあるの。通常は赤、黄、緑のブレンドから始めるんだけど、長年使って勝手知ったブレンドから少しのアレンジを加えて完成させるんだって。(だからコンピューター要らないみたい)

通常:赤+黄+緑=茶→濃茶→黒茶 (目標まで円が大きく遠いイメージ)
博士:茶+黒+赤+黄+緑=黒茶 (目標近くから調整を始める)

「それで、私に言わせればこれは黒ではない。茶です」

また一人、レジェンドが増えました。笑
ヒツジもオリジナルブレンドだけど、もちろんカラーもオリジナル。という訳で今年のカラーはドクターズブラウン。わかりやすく言うとブラウンブラック。茶色をほのかに感じるブラックです。チェックじゃなくて、ソリッドな無地は落ち着いた仕上がりが良いですね。デニムに合わせるのには真っ黒じゃないところもヒツジ感があってナイスです。目立ちたい方、目立ちたくない方、どちらにもオススメです。

商品サンプル、画像については随時アップロードします。また、インスタグラムでもご案内いたしますので、ご確認いただけましたら幸いです。


以下シュアーのマッキノー誕生のお話です。


随分と前に、ビンテージショップでマッキノ―ジャケットと出会いました。
ヘビーウェイトのウールがヤレタ感じがナイスでした。羽織ってみると奇跡のマイサイズ。笑
裏返して縫い目の観察はいつもの癖で、見慣れた縫い目にすぐ気づきました。

それは、ジーンズ用のミシンで縫ってあること。きっとユニオンスペシャル35800です。ジーンズ用のイメージが強いけど、こんなところでも使われていたんだね。店主から1940年頃のものだと聞かされて、縫えるミシンが無いと完成しないこのディーテールに、きっとXXを作っていた頃なんだなぁなんて、アメリカンプロダクトの共通点を感じてオタクな妄想は続きます。

また、ミシンの話か...笑

それでね、僕たちの地域(尾州)はウール織物の産地で1970年ごろには大フィーバーしてたの。
こんな生地が作れたとして、柄あわせの裁断は...縫えるのは...そうだ!僕たちだ!笑と勝手に運命を感じてプロジェクトはスタートします。
型紙はすぐにできたんだけど、こんな大事になるなんて...全部ヒツジのせいです。

マッキノ―ウールを再現しようとするとすべてが特注の世界でした。ヒツジに種類があって、背中とお腹で毛質が違って....はじめての経験です。
スペシャルブレンドウールをカーディング→ミュール紡績→ションヘル織機→整理加工と、ビンテージに向かってみんな強力にサポートしてくれました。(これ以上話すと明日になりそうなので、詳しくはインスタグラムをご覧ください笑)

さぁ、ここからが本番です。

マッキノ―ウールジャケットといえばこのパターン。製造された年代によって少しずつ違うようです。僕の出会ったものは織組織も特殊でした。
チェック柄を糸の色で表現しますが、その奥にはへリンボンの織組織が...そして裏衿は千鳥格子。ちゃんと再現できました。(めちゃ大変だったのに毛が落ちるくらいに剥げてこないとはっきり分からない何ともシュールな設定ですw)
それで、ポケットはなんと8個!いろんな大きさのものがユニークな配置でついています。コンパスを入れたり、地図を入れたり、諸説ありますがスマホで済むやん!なんて言わずに、余ったポケットはあなた次第です。笑 
縫いの仕様は、ビンテージに習ってそのまま再現です。そう、キリッパなしなの。ヘビーウェイトの生地を仕立てるには、これがいちばんいい。縫ってみたから言えるんだけど、ほんとにそう。そうじゃなかったらもっと生地を薄くする必要が出てきます。それでね、多少のほつれはやっぱり出てくると思う(ハサミでカットしてね)だけど1940年のビンテージはおおよそ60年経っても全然平気。歴史が証明しているから、余計なオーバースペックは無しで、そのまま仕上げました。最後に、おそらく付け替えられたボタンは衿とカフスだけ大きくなっていたの。このビンテージとの出会いを記念して、こちらも再現しておきました、笑

今回のサイズ感はビンテージ着てみたらすごくいいやん!となりまして、それをそのまま再現することにしました。肩は少し落ち気味で、身頃と袖も少しゆったり。スウェットやジージャンの上からバッチリです。一番外側のアウターとして今の気分です。それでさ、実は前下がりが少なめで衿が下がらないのもカッコいい。前から、横から、そして背中から。どこから見ても一角上の仕上がりです。笑 BE NATURE を合言葉にヒツジを感じてもらったり、森に出かけてもらったり、スキーもいいね。みんなのお出かけに活躍してくれると嬉しいです。

きっと一生に一度のお買いもの。そんな機会に見合うようにヒツジからフルオリジナルで仕立てました。
XX20周年の今年、こんなチャレンジが出来てとてもうれしいです。少しお待たせしますが、焦らずじっくり仕上げるつもりです。

最後に、ご協力いただいた関係各所の皆様。ありがとうございました。
みんなにお届けした後の感想が今から楽しみです。


ポニーさんの場合 171cm 68kg
ビンテージを手にいれて、ためしに着てみました。あら良いじゃない。もうこのままLサイズにしようよ!
ということで着用サイズはLサイズです。

ジャスミンさんの場合 175cm 56kg
サンプル出来て着てみたら、Lサイズがベストマッチ。大き目も得意だからXLも考えてみようかな?


迷っちゃう!の方はDMください(笑)
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