XX DEVELOPMENT

SURE'S 50's Snow pattern Full Zip Sweatshirt
26,400円(税2,400円)
COLOR / SIZE / STOCK
オプション
 Old BlackBlue Sage
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SURE'S 50's Snow pattern Full Zip Sweatshirt
26,400円(税2,400円)
去年も人気だった雪柄。どうしようのうちに売り切れちゃって、プロポーズ出来なかったあの娘を思い出したりして。

「今年も雪柄ありますか?」って嬉しいリクエストありがとうございます。おかげさまで3回目のスノーパターンになります。どうせなら思いっきりマニアックに、ソーイングボーイズらしく製作しました。

製作中はチャレンジの連続で、完成が見えない段階での発表は難しい。そこで返事してしまうとチャレンジが止まってしまう気がする。絶賛縫い中を楽しみにしてくれてるのは、とっても嬉しいです。だけど今回は最後まで見えなかったんだ。3回も作ってるのにね。笑

オールドブラックは”ミッドナイトパインツリー”と同じ色。切り替え部分は”ジャスミンホワイト”で、ブルーサージは今回の為に特別に用意したスペシャルカラーです。グッと気分が上がるプリントは、50’sから続く新柄。全体的に少しだけスモーキーなカラーは落ち着いた大人専用です。オーサムシリーズとの色合わせは、バッチリ。もちろんデニムにもベストマッチだから、ジーンズ、ジージャンとの組み合わせも楽しんでもらえたら嬉しいです。

では早速、マニアックコーナースタートです。
*販売方法のご案内はページ下部にございます。

生地はAWESOME #10
シュアーのスウェット、オーサムシリーズの裏糸だけを変えて少しライトにしました。7番手から10番手への変更です。(つまりコーンヘッドはオーサム7です) 元々スノーパターンのスウェットは無名ブランド製。ブランドタグなんてとっくに無くなってる。笑( いつかどっかで見たタグは、”Sports Wear of Quality”ってマイナー感満載です) 作りは凝ったことするのに、素材はリッチとは呼べないところがシュールでナイスです。

BEST & SURE
そして、今回のメインです。ビンテージには“BEST”ってジップが付いていました。今は無きベストジッパー。自分でBESTって言っちゃう所がいい。GOODじゃダメで、EXCELLENT はきっと長すぎたんだろう。作ってくれたのはWALDES ZIPPER社 (三重県にあります) それでね、ピンロック式の引手にSUREの刻印。SとEはそのまま使って、BからRを作ってUは全体から想像して。サイドラインももちろん採用。テープと歯務の組み合わせも細いコットンテープで特注。とてもコストがかかっているのに、フロントステッチの出来上がりはナードを目指すってところが男前です。70年前のプロダクトへのオマージュを込めて、“SURE” ZIPPER を作りました。(正直これはやりたい放題のレベルです。笑)

再現出来たプリント (*このあとDEEPな展開が続きます。笑)
実物があるからそのままで版下出来るじゃん。とはいかない想像どおりの展開。生地が縮めば、プリントのタテは縮んでいるんだよね。それで衿は反対に伸びてるんだ。おまけにサイズ展開もあるし、コピペ、拡大縮小じゃできないね。柄ひとつ増やさないと。そこで柄組師の登場です。こんな人がいるのもギフならではかなぁ?と思いながら、さっきの話をリクエスト。そしたらさ、答えは「コーナーの三角がルーズすぎる。上手じゃない」って言うの。(柄組は一番小さなピースの連続を正確に並べるのが仕事)なんだから、そうなんだろうね。「そのままお願いします」ってリクエストしたら、「まさか、これもって言わないよね?」って聞かれたから、「そう、それも」って答えました。だから、柄の角はつぶれてるし、ずれてるの。ビンテージはきっと手書きで柄組してた時代。途中まで書いて柄繋がんないから、んんんーってしたのをうまく再現できました。笑 プリントインクは水性インク。オールドブラックには、ブラックとレッド。サージブルーにはよく見たら分かるネイビーとレッド。インクは固くない方が気分だから顔料少なめ。洗濯したらグッと雰囲気が出てくるのを期待しています。

気になる着丈
もしかして気にしてるのは僕だけだったら、ごめんなさい。笑 見つかるビンテージは大体着丈がちんちくりん。袖も細かったりしてね。もちろん縮んでいるんだろうから、元を想像して大きくするんだけど、スノーパターンはこういうものだってバランスがあると思う。これは絵画の修復とか、歴史的建造物の再建に似ていて、僕はこんなアレンジをしてみました。って言うのはどうも違って。当時の設計図は手に入らないから、新品からヨレヨレのビンテージになるまでのストーリーを想像することがとても楽しいです。「みんなの着やすい着丈にしました」というのは浅はかな気がしてる。みんなの見た目より、本物感。スノーパターンのだけのバランス感が大切です。
...とはいうものの、気になる着丈。笑 オーサムシリーズより4センチ短く、身幅もすこしゆとりを減らしました。そしてベストな着丈感には袖丈も重要。短くしてあります。こう書くとどのサイズがいいのか分からなくなりそうなので、つまり、「オーサムシリーズがピチピチでない限りは、同じサイズ選びでOK。スノーパターン独特のバランス感を楽しんで!」とオススメさせてください。

気になる衿
もしかしてじゃない。きっと気にしているのは僕だけです。笑 最近、想像力のレベルが上がりました。着丈は縮むって話だったんだけど、衿は逆。スウェット生地は洗濯で縮みます。が、これは生地だけの話で、服になると話が違ってくる。縮むって話が、伸びるって全く逆の話になるの。特に衿はね、横にガンガン伸びる。おまけに縦にも伸びるのよ。そうじゃないと、図面の辻褄が合わないの。プリント部分の前ヨークと後ヨークは肩を基準にすると、同じ丈と幅で出来ているのに、前の衿は下がってる。一緒にヨーク位置も下がってるんだ。これを実寸法で解釈すると、間違うね。伸びる前を想像して設計するんだ。出来上がったのは見たことないバランス感。いまどき、伸びないように出来てます、ってのはあっても、伸びたらいい感じって言うレアな話。設計図に立体感を持ち込まず、平面で。着たら伸びるからって、オールドスクールなアプローチは何度もテストをして完成させました。

もう、ビンテージスウェットの中でも特別な存在になったスノーパターン。シュアーらしくスペシャルな素材で、そこ!?ってポイントをマニアックに。ホリデーシーズン前にギリギリ間に合いました。全て生産済みですぐに発送が可能です。スペシャルパーツが多く再生産はありませんので、売り切れの際はご容赦ください。発売は12/15日午後9時から。発送は12/18日から順に行います。(ブランケットご予約のお客様は同梱して発送させていただく場合があります。)どうぞよろしくお願いします。

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